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2021年 11月 23日 エビングハウスの忘却曲線
こんにちは!
早稲田大学スポーツ科学部1年の長尾日南子です。
最近生徒と受付で話していると、
「今日は模試があった」、「2週連続で模試だった」
という話をよく聞きます。
確かに、この時期は多くの予備校がいろいろな模試を実施している時期です。
模試を1日受けると、本当に体力が奪われますよね。ですがみなさん、
復習はちゃんとできていますか、、、?
今日は復習の大切さと効率的に記憶するコツについて話したいと思います。
エビングハウスの忘却曲線をみなさんはご存知でしょうか。
出典:https://sakura394.jp/diary/classroom/boukyakukyokusen
その名の通り、人間の記憶の時間の経過とともに忘れる割合をグラフで表したものです。
これを見ると、1時間で覚えたものの50%を忘れ、1日で70%忘れ、1ヶ月たつとほとんど覚えていないということがわかります。
つまり、今日頑張って覚えた英単語や年号は、入試までにはほとんど覚えていないということです。
それならどうすればいいのでしょうか。
繰り返して復習する。
これにつきます。
散々今まで言われて来たと思いますが、科学的に見ても正解なんだそうです。
出典:https://sakura394.jp/diary/classroom/boukyakukyokusen
このグラフを見てみると、繰り返した分だけ少しずつ覚えたままの記憶量が増えていることがわかりますよね。
忘れるのはそういうものだと割り切って、何度も繰り返すことが大事です。
特に1日で70%忘れてしまうことからは、その日のうちの模試の復習が非常に重要だということがわかります。
また、記憶する時のコツとして、
エピソードと結びつけて覚えるというものがあります。
例えば、定期テストの前に友達と問題出し合いっこしていたところが出ると、
『さっき、〇〇ちゃんが言ってたところだ!』
と印象に残って思い出しやすくなりますよね。
その点から、模試で失敗したというエピソードは強く記憶に結びつきます。
勘で適当に選んだら当たっていた、というところを復習せずに放置しておくと、
せっかく記憶に残せるチャンスだったのにそれを失うことになります。
長くなりましたが、模試の復習はとにかく大事だということです。
模試が終わって疲れた時はこの忘却曲線を思い出して、
復習に手をつけてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
明日のブログは山本担任助手です!お楽しみに!
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